皆さん、こんにちは!加藤時計店スタッフの安岡です。
前々回、ウレタンバンドの交換の見分け方をご紹介しましたが、今回は皮バンドタイプについてご紹介します。
さらに、意外と知られていないバンド取り付け幅の確認方法についてもご紹介したいと思います。
皮バンド腕時計もウレタンバンドと同様にご自身で交換することが可能です。
でも一部は専用のバンドしか取り付けれないものもあります。
まずは交換可能かどうかバンドの形を見てみましょう。
この画像のようなタイプはウレタンバンドでもご紹介したように
【バネ棒】と呼ばれる金属の棒で繋がっているだけなので、取り外し取り付けが可能です。
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皮バンドタイプに多い形のため、汎用品のバンドがあり種類や取り付けサイズも豊富です。
逆にこのタイプの皮バンドはバンドの取り付け部分が凹の形をしているため、このタイプの専用バンドしか取り付けることしかできません。
![](https://tokeiten.co.jp/Watch/wp-content/uploads/2022/08/12dc20f0a4d039b641e8e946e61c4cb9.jpg)
汎用品はあまりありません。
(私もこのタイプの汎用品バンドを見たことがありません・・・)
※バンドの取り付け部分が変わった形をしている場合は、専用バンドしか取り付けることができないので、他のバンドに交換することができません。汎用品もあまりなくご自身での交換もおすすめしたくないため購入店やメーカーへ交換を依頼した方が良いです。
それでは、使用しているバンドがご自身で交換できると分かった場合は、次にバンドを用意します。
汎用品のバンドは種類やサイズが豊富ですが、取り付け部分のサイズがピッタリなサイズを選ばなくてはいけません。
何故ピッタリなバンドかというと・・・
それは、バンドの取り付け部分のサイズが合わないと使用中に外れてしまい、時計が落下する恐れがあるからです。
サイズが大きすぎると取り付けすることができませんが、サイズが小さくと取り付け部のバネ棒が剥き出しになってしまい、何かの拍子にばすれてしまうことがあるため、取り付け部分のサイズを測りましょう。
※使用しているバンドの裏側に下記画像のような数字(バンドサイズ)が刻印されている場合は、そのサイズのバンドを用意してください。
![](https://tokeiten.co.jp/Watch/wp-content/uploads/2022/08/6eb5e88dcd7c722f5f67bdb492634a7e.jpg)
測り方は家にある定規(ものさし)で簡単にはかれます。
![](https://tokeiten.co.jp/Watch/wp-content/uploads/2022/08/40257d6466561ece146f5059e2dc3a56.jpg)
画像のように取り付け部分の内側のサイズを測ります。この内側のサイズが【バンド取付幅】となります。
バンドを用意する際は、この【バンド取り付け幅】と同じバンドを用意して下さい。
(※画像は取付幅14mmとなります)
バンドの用意ができたら、あとはバンドと工具を用意し取り付けて終了となります。
取り付け方法の動画が残念ながら用意ができておりませんが、Gショックのバンド交換と同じ取り付け方法のため、参考にしていただけますと幸いです。
【バンド交換YouTube】
▼バンド交換に必要な工具も販売しています。
![](https://tokeiten.co.jp/Watch/wp-content/uploads/2022/08/f70e09783e5d40178ed469254011e421.jpg)
当店では交換用のレザーバンドを数種類取り扱っています。
オリジナルバンドもありますので、ぜひ見てみて下さい。
![](https://tokeiten.co.jp/Watch/wp-content/uploads/2022/08/0cf10d0ea247e6cd104447d5822fac1a.jpg)
皮バンドタイプの腕時計を使っていると、汗や皮脂などで皮バンドの内側が黒く汚れたり段々と臭いがするようになったりしますよね。特に夏場は汗をかきやすいので、気になりだした方は交換をお試し下さい。
なお、ご自身でのバンド交換は自己責任です。
難しいなとおもったら無理せずメーカーや時計店さんにバンド交換を依頼してみて下さいね。