皆さん、こんにちは!加藤時計店スタッフのなべです🍲
近年、スマートフォンやタブレット、ハイテクな家電製品、健康磁気アクセサリーなど、
身の回りに磁気を発生する製品が本当にたくさん増えてきました。
過去のブログ記事でも、時計にとって”磁気”は大敵というお話をしましたが、
気をつけていても、私たちの日常生活には磁気帯びの危険がたくさんあります。
▶時計の止まりや遅れの原因にも!大切な時計を磁気帯びから守りましょう
なので今回は、アナログ腕時計を購入する際に注目して欲しい、
時計が持つ耐磁性能についてご紹介します!
1.おさらい!身の回りにある磁気を発する製品
耐磁性能の説明の前に、おさらいです!
私達の身の回りにある、磁気を発する製品の一部をご紹介。
腕時計の着用中や保管をする際、近くにないか確認してみてください。
携帯電話・スマートフォン、テレビ、パソコン(本体やキーボード) 、
タブレット、タブレットカバー、オーディオ類のスピーカー、永久磁石を使ったバックの留め具、
冷蔵庫のドア磁石部、磁気ブレスレット・健康機器類、IH調理器具、電子医療機器 などなど
2.時計の耐磁性能について
アナログ時計が磁気の影響を受けてしまうのは、内部機械に使用されている
ステップモーターというパーツが磁石でできているためです。
このパーツが外部からの磁気の影響を受けると、一時的に時刻の遅れや止まりが発生しますが、
基本的には、磁気から遠ざけるとまた正常な運針を再開します。
時計の耐磁性能については、日本時計協会ホームページにて以下のように紹介されています。
- 非耐磁時計 ~1600A/m 基本的に満たさなければいけない必要最低限の基準。磁気製品からは10cm以上離すことをおすすめします。
- 1種耐磁時計 ~4800A/m 磁気に5cmまで近づけてもほとんどの場合性能を維持できるレベルです。
- 2種耐磁時計 ~16000A/m以上 磁気に1cmまで近づけてもほとんどの場合性能を維持できるレベルです。
耐磁性能の観点からみると、腕時計はこの3種類に分けることができるんですね🤔
このうち、1種耐磁時計と2種耐磁時計のみ、【耐磁時計】と表記することができます。
それぞれどのくらいの磁気に耐えられるかについては、
日本産業規格『JIS B7024 耐磁携帯時計-種類, 性能及び試験方法』に規定されているんです。
※A/mというのは、磁界の強さの単位です。
もちろん、優れた耐磁時計でも、磁気を発生する製品と密着させてしまうと影響は避けられません。
かばんやポケットの中に、腕時計とスマートフォンを一緒に入れてしまったり、
ついつい机の上に、タブレットやイヤホンと一緒に腕時計を置いてしまっていませんか?
イレギュラーな使い方をしないことが大前提ではありますが、より安心してご使用できるよう、
腕時計をご購入の際は、ぜひ耐磁性能も条件に入れて探してみてください。
3.おすすめ耐磁時計
【1種耐磁】 Gショック GA-100-1A4
Gショックのアナデジモデルは、多くのモデルが1種耐磁時計!
中でもGA-100-1A4は当店でもロングセラーの人気モデルです。
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【1種耐磁】 Gショック GA-100-1A1
かっこいいオールブラックのアナデジモデル。プレゼントにもおすすめです。
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【1種耐磁】 クロスシー ES9464-52B
クロスシーmizuコレクションの限定モデル。耐磁性能に加え、
磁気や衝撃の影響でずれてしまう針の基準位置を自動補正する機能がさらに心強い!
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【1種耐磁】 ルキア SSQV064
ピンク白蝶貝のダイヤルにダイヤモンドがあしらわれた華やかなクオーツウォッチ50周年記念モデル。
デザイン・性能ともに文句なしの一本です。
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【2種耐磁】 プロマスター NB6006-02X
プロマスターMARINEシリーズから登場した、耐磁性能に優れたメカニカルダイバー
1種耐磁との比較で3倍以上の耐磁性能を実現したタフな腕時計です。
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