加藤時計店スタッフしんです👽
またまた前回に引き続き、電波ソーラーの時間が合わない原因について紹介します!
前回の記事:【電波時計なのに時間が合わないときの対処方法②(電波受信ができていないときは)】
電波時計なのに、いつのまにか時間がずれてしまっているときは、
「正しい時間からどれくらい時間がずれているか」で時計の設定を確認する
目安になりますよ。
・1時間ちょうど進んでいる、もしくは1時間遅れているとき
⇒サマータイムの設定を確認してみましょう
・数時間進んでいる、もしくは遅れている(分の表示は合っている)
⇒ホームタイムの設定を確認してみましょう
そもそも
サマータイム設定とは?
日本に住んでいるとサマータイムってあまり馴染みのない言葉ですよね🤔
私もサマータイムについて勉強不足だったと思い、調べてみました📖
サマータイムとは、主に欧米で採用されている日照時間の長い期間に時刻を1時間進める制度です。
実地する目的として、太陽光の出ている時間を有効活用することにより、照明などの仕様を抑制し、
省エネルギー化を進めることを狙っています。
そのため、腕時計の液晶では、Daylight Saving Timeを省略した「DST」(※)という3文字で表示されます。
(※一部メーカーによって表示は異なります。SMTやSUMなど)
サマータイムが導入される場所は、日照時間の大きく変わる緯度の高い地域が多く
日照時間の変化が少ない赤道に近い地域では採用しない傾向があります。
春の開始とともに実地されますので、北半球では3月~4月、南半球では9月~10月にスタートし、
サマータイム期間が始まると時計の時間は、標準時間より1時間進みます。
サマータイム期間が終わると時計の時間は、1時間進んでいた時間を標準時間に戻します。
サマータイムについて詳しく知りたい方はWikipediaが参考になりますよ!
この時差に対応するため、腕時計の中にも時刻設定を1時間変更する
サマータイム機能が搭載されているものがあります。
そのため、知らず知らずに設定されていると時刻が1時間ずれてしまいます。
なので、時間が1時間ちょうど進んでいたり、遅れていたりしていたら
DST(サマータイム)の設定を確認してみてくださいね。
日本に住んでいるとなかなか馴染みのないものなので、設定を見落としていたり……😅
時間が1時間ずれてしまうなーと思ったら思い出していただけると嬉しいです😊
ホームタイム設定とは
電波受信する地域(エリア)を設定する箇所となります。
電波時計をお使いいただく地域と違う地域をホームタイム都市で設定されている場合、
お使いいただく地域の電波を受信することができません。
ホームタイムの設定によるずれであれば、強制受信をしても受信しないため、腕時計のホームタイム設定を
見直してみてください!
※日本でご使用いただく場合、ホームタイム都市は【TYO(東京)】の都市設定になります。
なお、電波受信は成功したのに、朝起きるといつも決まった時間にずれてしまう場合
(特にアナログ針タイプが多いです)
基準位置がずれている可能性がございますので、針の基準位置を確認してみてください。
<基準位置の設定はこちら>