加藤時計店スタッフしんです👽
またまた前回に引き続き、電波ソーラーの時間が合わない原因について紹介します!
前回の記事:【電波時計なのに時間が合わないときの対処方法(アナログ針の合わせ方)】
今回は、電波時計なのに時刻が遅れてしまう、時刻がぴったり合わない症状が出ているときの
原因と対処法についてご紹介致します。
電波機能を搭載している時計は、時刻電波を受信して秒数単位まできっちりと時刻を修正することが出来ますが、
正しい設定を行っていても、以下の2つが起こると電波を受信できない状態になってしまいます😱😱
1.時計の電池残量が低下したとき
腕時計は電池残量が不足すると時計自体の機能が止まらないように電力消費の高い電波受信を控えたり
一部の機能を制限させるなどして、出来る限り省エネしようとします。
そのため、電池残量が低下したままだと電波受信による時刻の修正が行われませんので
毎日少しずつ誤差によって、ズレていきます。
※一般的なクオーツ時計の精度で、1ヶ月で20~30秒の誤差が出るようになります
電池残量の不足を見極める方法は
充電残量を表示する機能があれば確認できますが、それ以外に秒針の動きで確認できる場合があります。
残量不足を知らせるための機能として、秒針を2秒運針にしたり運針自体を止めるなどしてお知らせします。
電波が受信できていないときは、秒針の動きも気を付けてみてくださいね。
充電残量を確認できない時計の場合は、手動で「時刻電波の強制受信」を試すのが
分かりやすいと思います🙌🙌
電池残量が不足していると「時刻電波の強制受信」の操作をしても機能自体に制限がかかり、
電波の受信がスタートしないため
充電残量不足によって時刻電波を受信していないことが分かります。
充分な充電残量を確保してあげると電波の受信が再開されるので、
しっかりと充電してから電波の受信を試してみてあげてくださいね😉
<g-shockのソーラー時計が動かなくなったら…参考動画↓>
2.保管場所などの問題で時刻電波を受信できていないとき
充電残量が充分に確保されているにもかかわらず、なかなか時刻が修正されない場合、
時刻電波の送信自体が停波しているか、腕時計を保管している場所が
電波を受信しにくい場所である可能性が考えられます。
時刻電波の送信状況はこちらの日本標準時(JST)グループサイトから確認することが出来ます!
腕時計による時刻電波の自動受信は、主に深夜帯に行います🌃
これは、
①電波を安定して受信出来るよう、なるべく腕時計が静止している(着用していない)状態にする
②電波の受信に影響を与えるノイズを出す可能性のある周辺機器(電車や電子機器など)の
使用が減ることで受信の成功頻度を高める
という目的のためです。
時計の時刻電波は建物内の鉄骨や家電製品が近くにあると、電波の受信に影響を受けてしまいます😥😥
そのため、ご自宅では、お部屋の窓際に置いて頂くことで受信の成功率が高まります。
どうしてもご自宅でうまく電波を自動受信できていないときは、
外出先で、手動で電波を受信する「強制受信」を一度、試してみてくださいね🏠
いかがでしたでしょうか?
電波機能つきの腕時計で少しずつ時間がずれてきたら、
時計の電池残量と電波の受信環境について確認してみてくださいね😊
次回のブログでは、「腕時計が1時間ずれる、決まった時間分だけ時刻がずれているとき」の
対処方法をご紹介致します!