ねじ込み式リューズの締め方と操作方法(リューズや巻き芯が抜けたり外れたときの対処法も)

 

 

 

こんにちは!

今日はダイバーズウォッチでよく採用されている

ねじ込み式リューズの締め方・開け方・操作方法についてご紹介します!🤿

ダイバー水中

 

 

 

 

 

 

 

 

ねじ込み式リューズの操作方法

 

腕時計のリューズ(時間を合わせるツマミ部分)には、種類があるのはご存知ですか?

一般的な腕時計のリューズには、使い方がかんたんな引き出し式が採用されていますが

高い防水性を求められるダイバーズウォッチなどの時計にはリューズやボタンに

ねじロック式を採用しているものがあります。

 

ねじロック式はねじを緩めてからリューズを引き出し、操作を行います。

買ったばかりの時計でリューズが上がらないときは、ねじ込み式になっていないか確認してみてくださいね!

(古い時計では錆付きによって、本当にリューズが上がらないケースもあります……😥)

具体的な操作方法については動画でもチェックできるので、こちらも合わせてご確認ください!📺

 

 

ねじ込み式リューズの開け方

 

・反時計周りにリューズを回します。(自分の方向に向かって回す)

りゅうずを自分の方へ回す

・リューズを回す感覚が軽くなり、リューズが少し飛び出すとロックが解除された状態となります。

 あとは、一般的な腕時計のリューズのように、リューズを引き出して時刻等を合わせて頂けます。

 

 

ねじ込み式リューズの締め方

 

・リューズを押し込みながら時計周りにリューズを回します。(奥に向かって回す)

りゅうずを奥の方へ回す

※奥まで回し込めなかったり、途中で固くなったときはまっすぐ押し込めていない可能性があります。

 一度回し込みを戻してリューズをまっすぐ押すことを意識しながら、リューズを回してみてください。

開け締めがうまく出来なかったり、指が痛い時は、セルベットなどの布製品や指サックを

使うとうまくいきますよ。

布と指サック

指サックは100円均一でも購入することが出来ます。👍

 

 

 

 

締め忘れに注意!ねじ込み式を採用する理由

 

冒頭でもご紹介したとおり、ねじ込み式でリューズをロックする理由は防水性能の強化です。

時計の浸水経路は、主に裏蓋と操作部分の2箇所になります。

裏蓋からの浸水を防止するために時計の内側にはパッキンと呼ばれる

隙間をふさぐ役割をするゴム製の部品が装着されています。

さらに、一般の時計よりも高い防水性能が求められるダイバーズウォッチでは

裏蓋の締め込み構造に、防水性の高いスクリューバック方式を採用
しています。

スクリューバックも裏蓋をケース本体にねじ込むことによって、隙間をなくし、水の侵入を防ぎます。

操作部分であるボタンやリューズも高い水圧が掛かったり、水中で操作したりすると

浸水の原因になってしまいます🌊🌊

こういった理由で、ダイバーズウォッチのボタンやリューズには水中での誤操作を防止し、浸水に強い

ねじ込み式をリューズやボタンに採用しています。

 

ダイバーズウォッチは、ダイバーの活動を支えてくれるマストアイテム。

潜水中の浸水や故障をこうやって未然に防ぐことで、安全なダイビングを支えてくれているんですね😊

 

 

 

 

リューズが外れてしまったり巻き芯が抜けてしまったときの対処法

 

もし、時計のリューズが外れてしまったり、巻き芯(リューズから時計の中に伸びている芯棒)が

抜けてしまった場合の対処法もご紹介いたします。

外れてしまったり抜けてしまったときは、時計の中に戻さずそのまま保管して修理を依頼するように

してください。

とくに、巻き芯の先は時計の繊細な駆動部分に直結しているので

無理に差し込んでしまうとそのときに中の機械を損傷しまう恐れがあります。

自力で直そうとして、接着剤をつけて差し込んでしまうと内部の機械に接着剤が張り付いてしまいます😱

また、時計本体も内部まで浸水する状態になっているので、

ビニールやラップなどを使って、水に濡らさないように保護してくださいね。

 

リューズの扱い方をきちんとマスターして、

お手元の時計を少しでも長く愛用していただけたら嬉しいです🌼

今回もお読みいただきありがとうございました!

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